ヒートロック HFO

HEATLOK HFOヒートロック HFO

Eco-friendly HEATLOK環境にやさしいHEATLOK

ハンツマン・ビルディング・ソリューションズのHEATLOK HFOは、廃棄されてしまう多くのプラスチックを再利用して製造を行っています。
プラスチック (PET: ポリエチレンテレフタレート)を原料に作り替えることにより、クリーンで環境にやさしい断熱材を提供いたします。

PET Waste Statusペットボトルを含むPET廃棄物の現状

世界では毎年8200万トン以上のPET廃棄物が発生しています。

マテリアルリサイクルによりリサイクルされるのは23%のみです。
マテリアルリサイクルの制約により、残りの6300万トンは埋め立てられるか、河川や海に流出しています。

ケミカルリサイクルの利点

カテゴリの限定
飲料ボトル
カテゴリの限定なし
PET廃棄物を分解するために化学反応を利用。 ほぼすべてのPET製品がケミカルリサイクル可能です。
限定された仕様
透明色
仕様の限定なし
低価値、混合または不純なPET廃棄物の微粒子を分解し、これらの微粒子を再結合します。
限定された適用
ダウングレードされた製品
適用の限定なし
製品は化石ベースの製品と同品質で、建設、 繊維、 履物等の付加価値産業で使用可能です。

ポリオール製品の主原料となる再生PET材料は、
PTA材料よりCO2排出を56%削減します。

CO2の排出量を56%抑制
ノンフロンシステム

HEATLOK HFOに使用するノンフロンの新発泡剤HFO (ハイドロフルオロオレフィン)は、オゾン層破壊化学係数 (ODP *1) が0、地球温暖化係数(GWP *2) は、従来の発泡剤(第3世代、代替フロン品) HFC-245faと比較して約1/1000以下となります。
オゾン層を破壊せず、地球温暖化防止に貢献する硬質ウレタンフォームです。

*1:
大気中に放出された単位重量の当該物質がオゾン層に与える破壊効果を、CFC-11を1.0として相対値として表したもの。
*2:
大気中に放出された単位重量の当該物質が地球温暖化に与える効果をCO2を1.0として相対値として表したもの。
優れた施工性

HEATLOK HFOは、現場で発泡するシステムです。
ボード状断熱材のように事前に必要寸法に切断してコンパネに貼り付けてからコンクリート打ちする工法 打込工法)と比べて、工数・施工時間を大幅に短縮できます。

グリーン調達に適合

HEATLOK HFO は、環境省が定めた「国等による環境物品等の調達の推進等に関する基本方針」に適合します。
判断基準としては以下の基準が掲げられています。

【判断の基準】

建築物の外壁等を通しての熱の損失を防止するものであって、次の要件を満たすものとする。

  1. フロン類が使用されていないこと。
  2. 再生資源を使用している又は使用後に再生資源として使用できること。
高い気密性

HEATLOK HFOは、吹付けると瞬時に発泡、硬化してシームレスで、 隙間のない断熱層が形成されます。
気密性に富み、冷熱リークが防止されます。
ボード状断熱材のように施工時に見られる継ぎ目の目地部分からの冷熱リークがありません。

HEATLOK HFOの物質性

品質 種類
A種1 A種1H A種2 A種2H A種3
粘度:(20℃℃) mPa・S 80~1500
圧縮強さ:kPa 80以上 80以上 170以上※ 170以上※ -
熱伝導率:W/(m・k) 0.034以下 0.026以下 0.034以下 0.026以下 0.040 以下
接着強さ:kPa 80以上 80以上 100以上 100以上 -
透湿率:ng/(m.s.Pa) 9.0以下 9.0以下 4.5以下 4.5以下 -
燃焼性 燃焼時間が 120秒以内で、かつ、 燃焼長さが60mm 以下
  • 低温倉庫、農畜舎などの高い耐久性が求められない用途の場合は、受渡当事者間協議によって、150kPa以上としてもよい。ただし、その旨を明示する。

Standard Diagram標準施工図

HEATLOKの施工は内装材との納まりが重要なため、表面をできるだけ平滑にすることが大切です。

ヒートロックHFOのポリオール製品は、
従来のポリオール製品よりCO2排出量を23%削減します。

ポリオール完成品としての、
地球温暖化係数比較
二酸化炭素換算 (kg/1トンあたり)
ポリオール完成品としての、地球温暖化係数比較二酸化炭素換算 (kg/1トンあたり

Data source: CAS, Chinese Academy of Sciences, internal operation data
* Based on key raw material with rPET base polyol inside of HEATLOK, some portion with PTA data and assumption for additives, surfactants, Blowing agents

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